渋谷Galaxyで開催している #私はこんな仕事がしたい展 に行ってきました。
Twitterから知ったことをきっかけに、昨日から開催している #私はこんな仕事がしたい展 に参加させていただいたのですが、
今日、展示に行ってきました。
明治神宮駅から徒歩8分・・・相変わらず朝型のせいもあって、オープンの10分前に到着してしまいました。
少し時間をつぶし、いざ中へ!
入り口には大きなポスターが。ワクワクしますね〜。
会場の様子
中に入ると、ipad展示場かと思うようなくらいたくさんのipadの数々・・・
なんと215名分のクリエイター紹介のためのipadが設置されているんです。
そこに主催者の山田さんがいたので、思い切って声をかけました。
大量のipadを借りる苦労や、ギャラリーの賃料、取りまとめや設置の大変さを考えると、本当にありがとうございますとしか言えません。
早い時間(というかすでに数人いたのですが、それはスタッフで、やっぱり私が一番乗りだったみたいです。)だったからか、色々とお話を聞かせていただくことができました。
それにしても、絵の展示もipadでってすごく今っぽいですよね。
ちなみに私のポートフォリオは、入り口入ってすぐ右側に展示してあるipad軍の中の一番下の段で、テーブル隣(座席に近い方)でした。
一人四枚のイラストをスクロールで見ることができます。
時間が経つにつれてどんどん人が集まりだしました。
「好きな仕事だけをやり続けるコツ」とは
11時半から、イラストレーター・サタケシュンスケさんと、KAMADO 編集長・柿内奈緒美さんの「好きな仕事だけをやり続けるコツ」というトークセッションがあったので、聞きに来る人も多かったと思います。
サタケシュンスケさんといえば、twitterでもフォロワーが数万人の有名イラストレーター。
この #私はこんな仕事がしたい というムーブメントを起こすきっかけを作った方でもあります。
でも、すごく優しい雰囲気の方で、やっぱりイラストにその人柄って表れるんだな、と思いました。
しかし下積み時代はあったようで、今回はそのあたりのお話も伺えました。
デザイナーとして忙しく仕事をしていたサタケさん、このままじゃ絵を描く時間がない!と会社を辞めたそうです。
そしてその後は道端でポストカードを売ったりもしていたそうな!↓
しかしその後は個展を開催しつつ会ったことがなくても案内を送ったりして縁を繋ぎ、徐々に実績を積み重ねていったそうです。
その頃、KAMADO 編集長・柿内奈緒美さんとも出会っていたとのこと。
絵を描ける人は五万といるし、上手い人もユーモアのセンスがある人も山のようにいるこのご時世、どうやって仕事を得るのか・・・そこは多くの人が抱える悩みだと思います。
でも、「何でもやります」ではなく「私はこれがやりたい!」と手をあげることで、仕事のムーブメントが変わっていくんじゃないか・・・。
それを活躍しているイラストレーター自らが発信したことが大きな影響力を持ったんですよね。
山田さんにしても、サタケさんにしても、自分のことだけを考えるのではなく、大きな目を持って発信・行動できる人なんだなと思います。
地方の人間は不利なのか?
サタケさんの話の後、KAMADO 編集長・柿内奈緒美さんが、今の仕事につながる活動の経路を話してくれました。
関西から、より「会いたい人」に接するチャンスが多い東京へ上京し、だんだんとコミュニティが広がっていったそうです。
すると「地方よりやっぱり東京がいいのか」という質問が出ました。
サタケさんは関西在住ですが・・・
確かに東京は仕事も多い。でもその分ライバルも多い。
地方は常に声を大きくしないと届かないけど、むしろそれが吉と出る場合もある。
そして、地方だとなおさら「その人ありき」というか、対面での重要性が増すので、うまくすると個人の存在感が増すんじゃないか・・・
というお話でした。
仕事にしたいならやっぱり、実際に顔を合わせるというコミュニケーションは不可欠かもしれません。
チャンスも多いけど、人口も多い分競争も過酷な東京か
仕事は東京に比べて少ないけど、その分「その人」の存在感を示せたら強い地方か・・・
私は東京にいながらそんな仕事論に参加できるほど経験はありませんが、やはりこういう場や、音楽イベントなどに気軽に来られるというのはすごく恵まれているなと思います。
地方出身だと、情報を知っていても簡単に触れられないという飢餓感や危機感はあるのかな・・。
そういえば、専門学校にいた頃、東京出身(でも田舎です)の私が全く知らない、行ったことのないお店の情報など地方出身の人の方がすっごく詳しかったのを思い出しました。
地方から東京に出てくる人は、その分すでに思いが強いのかも・・・
foriio展に参加している人も、きっと実際に見に来たくても来られない人もいるかもしれません。
とはいえ、本当は出会うことのない色々なクリエイターが、東京のど真ん中で一同に展示されている、それはやっぱり今の時代の恩恵だな・・・と、運良く滑り込みで参加させてもらった私もそう思ったのでした。
長くなったので、続きは次の投稿にします。