印刷博物館と現代日本のパッケージ2024展
先日長女と一緒に、凸版印刷(TOPPAN小石川本社ビル)にある印刷博物館へ行ってきました。
今は企画展「現代日本のパッケージ2024」を開催していて、日用品から食品などのパッケージの中から、選ばれたものが展示されています。
それを見ていると「こんなに色々な工夫がされているんだな」とびっくり😳
商品の見栄えが良くなる・特徴が目立つということだけではなく、ゴミを減らす努力、食品のパッケージでは料理までできたり、子供向けの食品では、QRコードでネットのコンテンツがプリントされていて楽しめるようになっていたり。
個人的に「これこれ!」と思ったのは、冷凍の唐揚げのパッケージ。
子供たちのお弁当作りでけっこう冷凍食品を利用しているのですが、おかず一個一個を仕切るプラスチックトレーがほんとムダだと思っていたんですよね。
しかも最近ステルス値上げのせいで、本当は六個入るところ五個しか入っていなくて、変なスペースが空いてる。
「これってパッケージ代・輸送費も上がるし、意味ないよね」
と思っていたのですが、この唐揚げは五個入りでトレーなし。お弁当箱に移すときにパッケージからそのまま入れられる。
冷凍庫の場所もとらないし、みんなこうなれば良いのに!
他にも興味深いパッケージがたくさん展示されていました。
デザイン× 機能、SDGs、遊べる、ブランド認知、便利、などなど
ここまで考えて企業は製品を作っているんだな・・とあらためて実感!
さてパッケージ展を見た後は常設展、印刷の始まりから今に至るまでの展示を見てきました。
数千年前は石に文字を刻み、そこから色々な印刷技術が発展し、写植の機械も進化し様々なフォントも生まれ。
でもこの長い歴史の中、ネットの出現で印刷の存在意義が激変したんだなと感慨深かった。
内部には実際の写植現場があり、見学者に説明もしていました。
作業している職人さん。
「銀河鉄道の夜」でジョヴァンニがアルバイトで写植を集めていたのは、こういう雰囲気だったんだろうか・・・
と思いながら見ていました。
色々見たあとは同ビル内にあるカフェで一休み。
本当は東京大学の総合博物館にも行きたかったけど、お天気も悪く疲れたので帰りました。
近辺にはたくさん文化施設があり、さすがの文京区。
また行こうと思います。