装画制作「こころが整う Relax Piano 〜癒しアレンジで奏でるスタジオジブリ〜」

10月20日に発売されたピアノ楽譜本、馬場存先生監修「こころが整うRelax Piano」シリーズ第四弾、〜スタジオジブリ〜の装画を担当させていただきました。

いつも担当者様にカラーを決めていただいているのですが、今回はグリーンでした。

「スタジオジブリ」の名作から12曲が収録されるピアノ楽譜。

さていったいどういうふうに表現しようか・・と悩みました。

Screenshot

まず収録曲のプレイリストを作って聴いたり、映画の画像を見ながら想像を膨らませていきました。

いつもメインとなるピアノから決めていくのですが、今回はアンティーク感のあるピアノ。

そうしていくうちに女性と、植物に囲まれたナチュラルな空間が浮かんできました。

そして映画に猫・鳥がよく出ているイメージがあり、今回、動物を初登場させました!

こちらが裏面。

実はストーリーが表から裏に繋がっているんです。

黒猫はピアノを弾いていて、カナリアは鳥籠から出て歌っています。

そして、表紙の白いドレスを着た女性が・・・白猫に?

黒猫が人間の姿になったらどんな姿なんだろう?

そんなことを想像してもらったら楽しいな、と思います。

収録曲

⚫︎風の谷のナウシカ〜シンボルテーマソング〜

⚫︎君をのせて(天空の城ラピュタ)

⚫︎風のとおり道(となりのトトロ)

⚫︎やさしさに包まれたなら(魔女の宅急便)

⚫︎時には昔の話を(紅の豚)

⚫︎海になれたら(海がきこえる)

⚫︎アシタカとサン(もののけ姫)

⚫︎あの日の川(千と千尋の神隠し)

⚫︎風になる(猫の恩返し)

⚫︎人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城)

⚫︎ひこうき雲(風立ちぬ)

⚫︎地球儀(君たちはどう生きるか)

名作の名曲揃いなので、弾く人も聴く人も物語の世界に浸れるのではと思います。

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また、月刊「piano」11月号にて、馬場存先生および先生監修のピアノ楽譜『Relax Piano』シリーズが特集されています。

これまで同シリーズの装画と馬場先生の似顔絵を担当させていただいたご縁で、イラストレーターとしてもご紹介いただきました。

最初にご依頼いただいた時にはこんなにシリーズ化され装画をおまかせいただけるとは思っていなかったのですが、私にとっても本当にありがたく、やりがいのあるお仕事です。

それにしても、この「月刊piano」を見ていると弾いてみたくなる曲がたくさん。

・・いや、弾けないんだった!笑
もしもピアノが弾けたなら♪ と思ってしまう・・・

馬場先生は、独学でピアノを極められているだけでなく、東大工学部→慶應大学医学部卒業→精神科医となり、精神医療と音楽療法を行う一環で、Relax pianoの監修もされているとのこと。

本当に私なんて!とひれ伏してしまう気持ちですが、一端を絵でお手伝いできたこと感謝です。

そして・・・

シリーズ第5弾『癒しアレンジで奏でるディズニー』は、11月に発売予定です!

敷居が高いかな?と思われる曲も、馬場先生が初中級者向けにアレンジされているので、たくさんの人が気軽に楽しめるのではと思います。

【Relax Piano楽譜本 装画記録】

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イラストレーター ササダテ スイ

幸福感あふれる女性や、リアルな子どもたちの姿を描くのが得意です。
抒情的な水彩タッチから視認性の良いくっきりしたタッチまで、幅広く対応。
企業PRイラスト、書籍や雑誌の挿絵・装画制作、教科書挿絵など実績多数あり。
イラストのご依頼・ご相談、ポートフォリオ(女性向け・児童向け)ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。