「EBISU Bloomin’ JAZZ GARDEN 小野リサmeets海野雅威」へ
5月18日の日曜日、恵比寿ガーデンプレイスで開催されていた「EBISU Bloomin’ JAZZ GARDEN」で、小野リサさんと海野雅威さんのフリーライブに行ってきました。

(恵比寿ガーデンプレイスって行ったの初めてかも・・・)
センター広場で3時から開始予定だったので、2時40分に到着したらもう芝生(座り席)エリアはいっぱい・・・

その後ろの立ち見エリアでひたすら待つ。
ようやく3時!ライブ開始かと思いきや、ギターの弦が切れていて調整している様子に。
いよいよ小野リサさんが登場し、結局違うギターを借りて演奏となっていました。

一度ライブに行ってみたいなと思っていた小野さんの、しかもフリーライブ!
定番のボサノヴァからたくさんの名曲を1時間超も演奏してくれました♪
小野リサさんの透明感のある優しい歌声は本当に昔から変わらずで、聴いているだけで癒されます。
曇天のすっきりしない空気から、ブラジルからの爽やかな風が吹いたような・・・。
海野さんのピアノも、自由でダイナミックで、素晴らしかったです✨
この時、海野さんのことをこのライブで初めて知ったと思っていたのですが、実は以前ニュースで報道された、悲惨な事件の被害者として驚いていたのを思い出しました。
それは2020年、NYの地下鉄で暴漢にからまれ、ピアニストの海野さんにとって何より大事な右腕・肩の負傷をさせられてしまい、再起できるかわからない状況だったそうです。
原因はアジア人へのヘイトクライムでした。
そこから支援の輪が広がり手術を終え、休養期間をおいて再び音楽の世界に戻っていたのでした。
そんなことはこの時は全く知らず、お二人の演奏にただ聴き入っていました。
演奏だけで本当に素晴らしかったんですが、過去の事件乗り越えてのあの演奏だったんだと思うと、また拍手したくなりました。
前回の投稿で、教科書挿絵の「石井筆子さんの生涯」制作記でも書きましたが、様々な困難の中でも筆子さんが立ち直るきっかけになったのがピアノでした。
私自身、家庭環境が複雑だったり色々なことがうまくいかない孤独な時がありましたが、好きな音楽を聴いたり、本を読んでいると、違う世界の中へ行けました。
芸術・文学は「不要不休」のものではない、生きるエネルギーを与えてくれるものだと強く思っています。
さてまたライブの話ですが・・・
途中強風で海野さんの楽譜が吹き飛ばされたりで、見ていてちょっとハラハラしましたが、左手で楽譜を押さえながら右手で演奏。
終始とても楽しそうにピアノを演奏している姿が印象的でした✨
アンコール曲まで演奏してくれて、本当に大感動のライブでした。
終わってから友人と落ち合うまで結局2時間くらい立っていましたが、こういう日のために日頃のエクササイズで下半身を(多少)鍛えたかいがあったと思えます。笑
さて喉もカラカラだったので、友人たちと入り口のビール・バーに入りました。
生ビール飲み比べセット。

久しぶりに生ビール飲みましたが、こういうシチュエーションだと余計おいしく感じます!
またライブに行きたいな・・・。
さて、小野リサさんと海野雅威さんのイラストを描きました。
自然体で聴いていても見てもリラックスできる小野リサさん。

音楽を演奏することが本当に好きなんだ!という気持ちが溢れ出ていた海野さん。

もちろん、小野リサさんのボサノヴァを聴きながら描きました。
音楽の演奏で通じ合うお二人の楽しげな空気感!
良いな〜と思いつつ、自分も同じ空間にいて生み出される音楽の中にいられることがとても嬉しかったです。
そしてそんな感動があると、絵を描きたくなる・・・!
音楽の素晴らしさをお届けするお手伝いを絵でできたらといつも願っています。
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イラストレーター ササダテ スイ
抒情的な水彩タッチから視認性の良いくっきりしたタッチまで、幅広く対応。
企業PRイラスト、書籍や雑誌の挿絵・装画制作、教科書挿絵など実績多数あり。
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