装画制作【運をあやつる「時間」の法則】
株式会社KADOKAWAから3月27日に発売された【運をあやつる「時間」の法則】(風菜 著)の装画と挿絵を制作いたしました。

装画は横長サイズで制作し、表紙から裏表紙まで繋がっています。
「時間」を、砂時計から広がる幻想的な波で表現しました。

このご依頼のきっかけは、ブックデザイナーの白畠かおりさんが以前描いた私のイラストを見つけてくださったことでした。
このイラストは5年ほど前に描いたもので、小川未明の童話「飴チョコの天使」をイメージしたもの。

飴チョコ(=キャラメル)の箱に描かれた天使が、無惨に捨てられて天に昇る途中で自分たちの生まれた工場などを見下ろすシーンなのです。
小川未明の童話は少し悲しいながらも儚い美しさが感じられて好きで、「赤いろうそくと人魚」をイメージしたイラストは、私の別アカウント(翠唯)のアイコンに使用しています。
さてこのイラストは自分では気に入っていましたが、SNSでもそれほど反応もなかったと思います。
そして、こういう「絵」が仕事につながるとは全く思っていませんでした。
だけどこの絵を見つけていただき、編集の方、そして著者(風菜さん)も気に入っていただけたとのことで、ご依頼していただき、とても嬉しかったのです。
なのでこのイメージを極力失わないよう制作したのですが、やはり水彩は一期一会なので、なかなか同じものをというのも難しい・・・
そして実はこのイラスト、原画と色味が若干違うのですよね。
SNSに投稿したイラストは、原画をスキャンして印刷用にCMYK化(イラスト集に載せるため)してからまたRGBに変換したので、原画よりやや青よりでした。
だけど私は原画を見ているので、「濃い青紫〜紫系」の印象だったのです。
ラフの段階でイメージの違いを認識し、修正・・・!
新たに描きおろした水彩画と、ところどころ「飴チョコの天使」の絵も取りこみ、デジタルペイントなど組み合わせ制作しました。
作成する時はタイトルや背表紙、下にかかる帯などをレイアウトして、モチーフがかからないような位置にし、天使や龍、砂時計などはすべてレイヤー化して微調整できるようしています。
ところで、龍は「金色〜透明の龍」とのご要望でしたが、特色などは使わないとのことでしたので、なんとかきらめき感が出るようにと念じながら描きました。
そして出来上がり送っていただいた本を見ると・・・

紙が高級感のある光沢があり、全体的にキラキラして見えます!
出来上がりの素晴らしさに感動してしまいました。
そして文中の挿絵もご依頼いただきました。
そちらは次の投稿で書きますね。
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イラストレーター ササダテ スイ
企業PRイラスト、書籍や雑誌の挿絵・装画制作、教科書挿絵など実績多数あり。
幸福感あふれる女性や、リアルな子どもたちの姿を描くのが得意です。
抒情的な水彩タッチから視認性の良いくっきりしたタッチまで、幅広く対応できます。
イラストのご依頼・ご相談、ポートフォリオ(女性向け・児童向け)ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。