絵本作家の友人の個展へ(神保町)
ゴールデンウィークの初日の今日、友人の絵本作家、宮野聡子さんの個展に行ってきました。
個展会場(神保町「ブックハウスカフェ」)がオープンする前に、神保町のコーヒー店で待ち合わせ、友人&宮野さんと4人でカフェで近況報告。
コロナ禍もあって3年ぶりくらいに会ったけど、ほんと変わってない!
相変わらず明るくパワフルな彼女。
話がはずみましたが、宮野さんはオープン前に会場へ行かないといけないので、先に出ました。
その後私たちも少し遅れてブックカフェへ。
この「いちばんしあわせなおくりもの」はとても人気があり、その後続編も出ています。
個展はこのシリーズの絵を中心に展示されていました。(撮影OKです)
原画はやっぱり、質感・温もり感がありました。
原画の販売もしているのですが、今日、何枚かはすでに売れてしまっていましたね。
個展開催中、宮野さんが在廊しているときは購入した人の本にサインをしてもらえます。
私は「あなたにあいたい」を購入し、サインをしてもらいました。
イラストつきのバッグをいただいて、嬉しい!
その後忙しくしている宮野さんとは別れ、私たちはランチしに、近くのロシア料理やさんへ。
友人は、ロシアのキャラクター、チャブラーシカが大好きなんです。
そして私も、東欧・ロシアの文化が好き。
ロシアがウクライナに侵攻してから、ロシア文化が好きなことも言いづらいムードになりましたが・・・
でも、文化や料理を全否定するのは違うかなと思います。
さて、私たちが注文したのはセットの中で一番リーズナブルな1300円のAランチ。
とはいえ、ボルシチやピロシキもあり、すごいボリューム!
この写真の品の他に、壺焼き(小さなツボにシチューが入っていて、パンで覆われている)とデザートもついているんです。
私はさっきのコーヒー店でパンケーキも食べていたから、お腹がはち切れそうになってしまいました。
食事をしてから、腹ごなしがてらすぐ近くの文房堂へ。
そこは画材・文房具・ギャラリーがあるのですが、ギャラリー目当てで行ったら、画材のお試しイベントが4階で開催されていました。
そんなイベントがやっていることも知らなかったのですが・・・
ならば!とシュミンケの絵の具と日本画筆を試しました。
ラグーンブルー、とても好みの色で、ほしくなりましたね。
でも絵の具に関してはもう少し考えよう(この前買ったし、今日は画材買うつもりじゃなかったし・・)
ということで移動し、隣の名村大成堂コーナーへ。
そういえば、こちらの筆を試したかったんだ!
と、使い勝手の良さそうな「ペイント文字筆」を試してみました。
販売している方に聞いたら、今回初出しだそうです。
水の含みや柔らかさはかなりよく、いつも使っているラファエル803と同じ大きさで比べると、価格は3分の1くらいかな・・という感覚です。
買う予定は全くなかったけど、これは買っちゃうよね。
筆2本のほか、マスキング専用の筆も購入!
マスキングすると、どうしても筆が痛む。でも、安い筆で先が毛羽だっているのも困るな・・と思っていたので、これは試したい。
こうして、画材がまた増えていく・・・
さて、もう一度個展会場であるブックハウスカフェへ戻ると、20年ぶりくらいに会う人もいたりと、懐かしく話しているとあっという間に時間が過ぎていきました。
そういえば宮野さんと出会ったのは彼女が二十歳そこそこの時です。
そこから数年後、私が長女を出産間際の時に、彼女含め4人でグループ展をしたことがあったのですが、その後10年以上の間ほぼ創作から遠ざかっていた私と違い、彼女は一冊一冊、着実に世界観を深めファンを増やしていき、今日に繋がっているんだなと思いました。
私は紆余曲折。
ランニングマシーンに乗っているがごとく、日々全速力で走っているのに、気がつくとずーっと同じ場所にいるような気がする。
わかっているんです。色々なことをやりすぎだって。
だけど一度は諦めた絵を、自分の心にしたがってまた描き始めた時、「人からどう思われてもいい。やれることは何でもやろう」と思ったのでした。
最近は、「人からどう思われてもいい」というのはやっぱり、たとえ理解されなかったとしても、わかってもらう努力はしないといけないなと思うようになってきました。
というのも、「独力で!」と肩に力をいれて突き進んできたけど、実際肩を壊しまして。。笑
これからは、肩肘張らずに生きていきたいなと。
結果は自分ではどうしようもできない部分がありますが、自分なりの道を模索するしかないんですよね。
とはいえ今日は単純に人との再会が楽しく、エネルギーももらって、心に小さな火が灯った気がしました、
新しい筆、このGW中に試そうと思います。